| 取材を受ける 11月12日は館林商工会議所の取材日でした。 どんな事業をしていて、どんな想いや理念があるか、又はアピールなどを話すのかな? 経営理念や想いについてはありとあらゆるところで話のテーマになります。
約束まで1時間、あらためて考えてみる。 Q.どんな事業 A. ハウスクリーニングを主とする清掃業 Q.企業時の想い A…………..あれ、起業した時の想いとかどんなだったっけ?
※企業の使命 その企業がなぜ存在するのか、誰の何のためにこの会社が存在するのか、目に見えるわかりやすい成果と同様に、その企業が掲げる使命やプロセスそのものがその企業の価値になる時代になっています。 クラウドファンディングやソーシャルビジネス、ここ数年で良く耳にする事が多くなりました。
では私が開業するにあたってどんな想いがあったのか、それは「社会・企業・消費者の間に生じる認識の違いを無くしたい」でした。※note記事参照
開業して約六月が経ちましたが、その想いや理念に変化はありません。 実際にお客様toC)と関わるとまだまだ非合理的「一つの側面から見た場合」 な消費がされていることが見受けられ、本当にその人に合ったものなのか改善できるのでは無いかと思う事が多々あります。 その中で新たに私が思う事がありました。
清掃を依頼される方が本当に欲しがっているもの 答えから言います「時間」です。 ※芥川龍之介 関東大震災に際しての一文に「人間を人間たらしめるものは常に生活の過剰分である」とあります。
ハウスクリーニングを利用するお客様とお話をすると、掃除をする時間が無いという方が多くいらっしゃいます。 私はこの言葉を聞くたびに、ハウスクリーニングをしていて良かった、お客様のお手伝いが出来て良かったと心から思っています。 掃除ができない、手がつけられない、忙しくてそれどころじゃないという方も多いはず。しかしそれは恥ずべきことではなく、むしろそれ以外の事(あなたはそんなに大それたことでは無いと言うかもしれないが)に没頭し夢中になれているということで、それこそが生活の過剰分なんです。
人間たらしめる〜などと大きすぎる輪郭で話してしまうからわかりにくくなってしまうのかも知れません、あなた自身をたらしめる物が何かをあなたは理解するべきで、ひいてはその夢中になっているものに全振りすらするべきと私は思っています。
実際にそれに気づいた人が多くいらっしゃいますし、 そういったプロセスや価値観の近い人を全力で応援したいというのが私の現在の想いだと再認識しました。 | |